きんたま空間

打たれ弱いです、きんたまだけに。

「アイアンスカイ」を見つけたドナルド・トランプ / Donald Trump finds out about Iron Sky

ホワイトハウス官邸 : 大統領執務室

女性秘書「こちらがカリギュラ、ローマの狂帝です」
"This here is Caligula
, The mad Roman Empire."


トラさん「狂ってんな、気に入った。狂ってるってサイコー」

"Mad, I like him. Mad is good, Mad is great."


男性秘書「そしてこちらがマーガレット・サッ......」

"And this here Margaret Sat…"


トラさん「知ってる、卑劣なアマだがグッとくる......こりゃ誰だ? 見たことねえぞ?」

I know her, She the nasty woman. What an inspiration… Who that guy? Ive never seen him before.


男性秘書「あの......プーチン大統領ですけど?」

"Ah… He is Vladimir Putin, You know?"


トラさん「知らんな。会ったこともない......んでこれは? このヒゲはいいな。なぁメラニア (夫人)、俺もこんな風にヒゲを生やしたら......似合うかな?」

"No I dont. Ive never met him… Now whos that guy? I love the mustache. Say Melania, Should I grow a mustache like that… Would you like that? "

(中指を立てる大統領夫人)

トラさん「それでこれが集合写真か。歴史上の偉人が揃ってんな......ぎゅうぎゅう詰めだ」

"And theyre all in this film, All of the great guys of history? …What a huge crowd."


トラさん「それでなんてタイトルだったっけ? アーンイヤーンなんとかだっけ?」

Whats the name again? I earned something?


女性秘書「『アイアンスカイ / カミングレース』です、大統......」

Iron Sky / Coming race Mr. Presi…


トラさん「で、俺はどこだ!? 俺がいねぇじゃねぇか」

"And Where am I? I cant find myself."


女性秘書「えーと大統領、あなたは......」
"Ah…Mr. President, You…"

男性秘書「出れる器じゃねぇな、って思われたのか、出てないです」

"You didnt make the cut they dont you think deserve it."


(かけていたメガネをぷるぷるしながら外して机に置く)

トラさん「......諸君? 俺がこの映画に出てないほうがいいなって思った者は......部屋を出たまえ」

"…Everyone? Who thinks I shouldnt be in this film… Outside the room."


トラさん「俺が出てないってどういうことだよ!?」

"What do you mean Im not at the movie!?"


トラさん「俺だってカリギュラくらい狂ってて、サッチャーくらい卑劣で、特にこの、髪型なんてヒトラーより、つかこの髪型マジイカすだろ!! この映画に出てるヤツで俺超えてるやついねぇだろ!!」

"Im just as crazy as that guy, and just as nasty as that woman, And I have a much better  haircut than this guy, So good best hair actually. Nobody belongs more in this movie than I do."

トラさん「何様のつもりだよ、わかんねぇのかクソが!! あぁ、だれも俺をわかっちゃいねぇんだ!! 誰も俺の凄さを理解できないんだ!!」

"Who they think they are, They dont know shit, okay. None of them understand me. Nobody understands me ."


ナレーション :  ......では『レッツ・メイク・"アース"・グレート・アゲイン』。

…And lets make earth great again.

オタクおじさんで悪かったな

いつものように、定時で仕事をあがり、帰り支度もそこそこに、耳にイアホンを突っ込む。

平日はTBSラジオ「アフター6ジャンクション」を聴いているので、Radikoを立ち上げる。

自分は19時あがりなので、最初の1時間は聴けない。会社のビルを出る頃に始まるのは「ミュージック・ゾーン」のコーナーだ。

この時間帯は毎日、アーティストが赤坂のTBSスタジオで生演奏を聞かせてくれる。様々なジャンル・様々な編成。新しい音楽に触れることができ、知見を広げることができるのはとても楽しい。

今日は、森口博子がゲストだった、ヒューヒュー。

彼女はその昔「バラエティ・アイドル (略してバラドル)」というカテゴリで毎日お茶の間を湧かせていた。本業は歌手ということになるのだが、同カテゴリにいる山瀬まみ同様、一般の人が口ずさみ懐かしめるほどのヒット曲はほとんど無い。

そんな彼女の「デビュー曲」であり、現在でも彼女のセットリストから絶対に外すことができない、ファン盛り上がり鉄板曲が、アニメ「機動戦士Zガンダム」の後期オープニングテーマ曲である「水の惑星より愛をこめて」だ。

「機動戦士Zガンダム」は1979年に放送された「機動戦士ガンダム」の続編で、

Zは"ゼータ"と読む。

そのタイトルを知った時、当時ふぁんろ〜どなどを購読していたアニメファンのぼくは「へー、Zと書いてゼータなんだ、めんどくせえな」と感じた。

しかし当時、ゲーセンには「スターフォース」という、ファミコン版は高橋名人が在籍していたハドソンから販売されたシューティングゲームがあり、その面数がギリシア文字のアルファからオメガまでで表記されていたので、「なんかこういうの流行ってるのかな」という認識もあった。

閑話休題。

4月から始まった「アフター6ジャンクション」の4/16放送分に、森口博子は生出演・生歌唱を披露した。パーソナリティであるライムスター・宇多丸をサポートするのはTBSアナウンサー・宇垣美里。

詳細は忘れたが、曲紹介の時点で「アニメ『機動戦士"ゼット"ガンダムの主題歌で......」と言い間違えた。

その時は特に何も思わず「ああ、この子はZガンダム知らないんだな」という感想に止まった。

始まったばかりの番組だし、宇垣アナは年齢も若いし、俺だってZって書いてたらゼットって読むよ、と思った。

でもさ、その程度にアニオタ界隈でしか通じない読み方なんだから、台本書いたやつはルビぐらい振ってやれよ、という気持ちもなくはなかった。

ドンマイドンマイ、トライ&エラー。

そこから3ヶ月が経った。

7月30日、再び森口博子がゲストとしてやってきた。この短いスパンの理由は知らない。そこには色々あるんだろうが、彼女のバラドルで培われた軽妙なトークと、確かな歌唱力からくる感動をまた体験できるのだと思い、ヒューヒューだよー、と思いつつ聴いていた。

今回の担当は熊崎風斗。「クマス」の愛称が最近定着しつつある、グラドル好きなTBSアナウンサーだ。

アニメ「機動戦士ゼットガンダム......あ、ゼータ。」

絶句。......嘘だろ。ふつう、気をつけるよね。絶対今回はやらかしちゃいけないとこだよね。

Zの上にボールペンでもなんでもいい、間違えないように赤字かなんかで「ゼータ」ってルビを振ることはできなかったのだろうか。

あのね、ぼくはオタク気質全開にして「あれはゼータと読むんだ!!」って怒りたいわけじゃ無いんです。

「失礼 (しつれい)」ということばがにほんにはあります。わかんないようだったら図書館に「国語辞典」って本があるので、意味はそれ借りて調べてください。

森口さん、どんな気持ちだったろうか。

もちろん、長い間芸能界をサバイブしてきた彼女だから、気にしていないかもしれない。次に来た時は「どうもー"ゼットガンダム"の主題歌歌ってますもりぐちでーすw」とかジョークにするかもしれない (それはそれで嫌味だけれど)。

「前回『ゼット』と言い間違えたので、今回は他はともかく、そこだけは『ゼータ』と、それだけは間違えずに言ってください」

これを伝えることが難しいほど、アフター6ジャンクションという番組のスタッフは多忙を極めているのだろうか。番組プロデューサーである橋本吉史が以前番組で、テンプレ台本を作る時間もないほど忙しい、ということを言っていたが、Zにゼータってルビ振ってる時間があったら1分でも寝たい、ってくらい辛い現場なのだろうか。

まあそれでも、ここまでは、熊崎アナがアニメに疎く、何らかの事情で、前回そういったミスをしたことを繰り返さないような工夫がなかったとして、つい、うっかり、読み間違えたとしよう。

読み間違えてしばらくした時点で、ぼくはその日のアトロクを聴くことを止めていた。それは森口博子の心境を考えると、辛くて聴けなかったからだ。もしこれ自分がおんなじことやられてたらどんな気持ちだったろうな、と考えつつ、でももう自分には関係ない話になったのでタイムフリーに切り替え、聴き逃していた先週分の爆笑問題カーボーイを聴いた。太田はあいかわらず失礼な物言いだったが、それはこの日のアトロクにおける「失礼」とは違う、意図され笑わせるためのものだったので大いにウケた。

家に帰り、なんか今日は心持ちが悪いな、サラッとネットチェックして寝よう、と思っていたところへ、

「オタクおじさん」

というワードが飛び込んで来た。嫌な予感がして、そのツィートが送信されたあたりの時間を聴いてみた。

「快適生活SHOPPING&DIRECT」というコーナーで、要はラジオショッピング、スポンサー枠である。そこではまったく非のない村井という男が、必死にZガンダムをフォローしていた。ディレクターである小荒井という男も慌ててスタジオに入って、自分も心からゼータが好きだ、というような、溢れたミルクを手ですくってコップに戻すようなトークを展開していた。ちなみに番組開始以来、このコーナーにスタッフまで絡めて前コーナーの感想を語り合ったなどということは、少なくともぼくが聴いたなかの記憶にはない。

「ゼット2度目、正直スマンカッタ」

慌てる彼らを尻目に、宇多丸は言う。

「世代じゃないからしょうがないんです、こういうのは。あのねぇ、こういうの、オタクおじさんの悪い癖として、自分が知ってるジャンルのことに関しては腕まくりする、知らないジャンルのことに関しては口をつぐむっていうね」

違うだろ。常識的に考えて失礼、って話だろ。

世代じゃないからZをゼータと読めないのはしょうがなくても、それで前回やらかしたってことは反省しておくべきだろ。

これ他の人が来てもおんなじこというの? アーティスト名やアルバム名やタイトルが普通の読み方と違うつけかたしてる場合、そこには明らかに何らかの意図があるだろ。せっかくひねってつけたそういった名前読み間違えても「世代じゃないからしょうがない」とか言うの? なにこの「出させてやるよ感」。

「カルチャー・キュレーション・番組」ってうたうからには、出ていただく人たちの情報にはすべからくリスペクトすべきなんじゃないの? 心のどこかに「まあうちの局はほら、聴取率No.1だから。出たらこれ、ブレイクするんすよ、ジェーン・スーとか今見てごらんなさい、俺らと同じく帯やってますよ。二本柱ですよ、両輪の理論ですよ、わっはっは」とかいうおごりがあんじゃねーのかな、と疑わざるを得ない (無駄にスーさんを巻き込んでみる)。

あと、「知らないジャンルのことに関しては口をつぐむ」って当たり前で、知らないことまで知ってるふりして上から目線で憶測垂れてるやつは本物のバカだよ。口をつぐんでるのを、どうして「知らないことを吸収しようとしている」と解釈できないのか。

明日以降もこんな気持ちになるのは嫌なんで、しばらくリアルタイムで聴くのやめる。

とっときのプライムタイムに、てめえのミスをこっちの習性だって開き直られちゃ台無しだ。

おわり。

まおんこのMI: インタビュー

宇多丸: 今週のTBSラジオ推薦曲にもなっている、「アフター6」というね、曲でございます。えー、で、このフルバージョンが、えと、昨日の日付、日付変わってだから今日ですね......あ、現場!? 現場!!

日比麻音子 (以下:まおんこ):......よろしいですか?

宇多丸: はいはい。

まおんこ: Hello?

トム・クルーズ (以下: トム): Hello.

まおんこ: We are on the air on the radio now.

トム: Ok,We live,I feel alive.

まおんこ: Yes,We are on a live. トム・クルーズさんが今目の前にいます!!

宇多丸: おぁーッ!!

まおんこ: 質問です! 

宇多丸: すごい!

まおんこ: 監督とのスペシャルな間のポイント、その、どこが一番監督と......

戸田奈津子 (以下: なっち): Where is relationship with...

宇多丸: うん、おおおお

トム: Yes, many movies we made together,many.

なっち: いっぱい一緒に作ったし、映画ね、はい。

トム: Yeah, We are great team,

宇多丸: クリストファー・マッカリーね

なっち: クリエイティブなチーム、素晴らしいです

トム: We love same kind of movies,

なっち: おんなじ映画が好きなの。

トム: We both understand a history of cinama,

なっち: だから映画史もよく勉強してるし、お互いに。

トム: We have Classic story telling.

なっち: だからほんと昔ふうのストーリーテリングが上手

トム: and we had a passion for that together.

なっち: 情熱が共有できてんの

まおんこ: Thank you, We are lot of people listening, Please give us a message.

トム: A very happy to be here, I can't wait for you see THE MISSON IMPASSIBLE. It's a crazy movie, It's crazy that stuff a scene you gonna see this film, Really, Crazy, Crazy stuff. Stuff a you've never seen before I can promise you that, and It's all real.and a We had a great cast, you know, Amazing [ここなんて言ってんの?] in the movie, real in a movie, and actor couse you here in tonight simon, So I give everything I make my movies for you,to the audience, so truly I hope you enjoy it.

まおんこ: Thank you.

なっち: クレイジーな、やっぱ実写ですからそこを間違えないで。で、この三人今日いました、全部あの人たちが一生懸命にやって、あなたたちのために作ったから。楽しんでください。

トム: Thank you.

まおんこ: We are from AFTER 6 JUNKTION, Thank you very much!!

トム: Thank you very much.
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